サヴァンの孤独を救った魔物

だが、サヴァンは鏡に映る外界を見続けてきて。
すでに自分は必要とされておらず、有翼人の世界は望まれていなかったことを知った。
そして、サヴァンはそのことで己の永遠の体に道を失ってしまった心によって。
4千年の間、孤独に生き続け自分の生きる意義も死ぬ意味も失ったのだという。
しかし、7千年前に自分はロゼに救われたのだという。
鏡に映る運命に立ち向かい、世界を守らんとするロゼの姿に自分の生きる意味を見出したのだという。
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あら、サヴァンさん意外に物分かりがいいのね。
有翼人が世界を支配するのが絶対と思ってる人かと思いきや。
単純に、この人は望まれるべき世界のあり方を見極めていたということか。
なるほど、有翼人世界の再興のために不老不死になったっていうのに。
すでにそんな世界は誰にも望まれていないってことで絶望しちゃったのか。
しかし、ロゼといいサヴァンといいシャルルたちといい。
この世界気軽に不老不死になれるんだな、何つー文明力だ。
サヴァンも一人孤独だったろうに、それでも同じ不老不死になりながらも。
一人孤独に、それでも世界を守ろうと運命に立ち向かうロゼの姿に心打たれて。
自分にも何かできないだろうかって事で研究してきたわけか。

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